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2014年1月13日月曜日

忘れられた皇軍 大島渚

 狭間で悲しむ人が大勢いた。それを残さなくて良いのだろうか。戦争体験者が少なくなり、その子孫たちは苦しみを知らずに果実だけを知る者となり、戦争が何を生むのかさえ忘れた者たちが、また戦いをちらつかせ始めている。
 冷静に考えよう。日本は資源が全くない。戦争をするには無理がある。今のこの状況で戦争を考えているのは、なんたる馬鹿者なのか。所詮は日米安保に頼りきった考えで中国に対等したいのはわかるが、米国がいつその梯子をはずすのかは誰も知らない。中国と何らかの和解が進めば、日本が防波堤となる必要もなくなり、日米安保の存在価値もなくなることになる。
 日本は日米安保に頼らず、自国の防衛は正しい情報の基での最小限の装備とし、それを近隣諸国に説明しておくべきだ。それにより世界世論を味方にするしかないのである。それを世界にアピールして、今こそ武器を捨てて話し合いで、相手を信頼して問題を解決する方法をまとめ上げて、世界のリーダーシップをとれるような、そんな美しい国になってほしいものだ。
 理想は求めるべきで、諦めるべきではない。どこかの国の真似をしたり、戦争に負けているのに、それを無かったことにしようとするようなそんな国にはなりたくない。

このDVDには収録されていません。

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