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2014年1月8日水曜日

三洋電機 終わり

 パナソニックと合併する三洋電機。家電部門は中国のハイアールに売却済、小型モーター事業は日本電産、デジタルカメラは投資ファンドで、電池部門だけを吸収するために合併するようだ。そして本社部門2000人のうち500人をリストラするようで、早期退職者として処理中らしい。

 こんなことをやるのがアベノミクスなのだろうか。これで景気が良いと言えるのだろうか。方向性としてこれで良いのだろうか。

 結局、今の景気は人件費削減によって生まれているだけで、本当の景気は給料が上がることではなくて雇用が増えることではないだろうか。給料を増やすくらいなら雇用を増やそう。それが、本来の景気が良くなるということだと思う。雇用されることで、その人たちも景気が上がる必要がある。一部の勝ち組だけが優遇されるような、格差の大きな社会にするべきではないと思う。それを行うと、『日本』がなくなる。誰かが取り戻したい日本はこのやさしい『日本』ではない。

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