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2014年1月17日金曜日

海上自衛隊と米軍の「餌食」を量産する中国海軍

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39653?page=4

 簡単に纏めると、中国の装備はボロなので、自衛隊の攻撃の餌食になるだけといっている。しかし、それは単に正々堂々と戦ったら、正面衝突したらということに過ぎない。そんな戦争を仕掛けてくるわけがない。

 私が中国の軍部の責任者で日本に攻め入ることを考えるなら、まず、陸軍で九州北部を制圧する。それは単に制圧した土地の日本人を人質にするということである。実際に人質として捉えたり、収容所を作って集めたりしない。現在のままである。その状態であれば、自衛隊は爆撃できない。また、陸上自衛隊で白兵戦を行うしかない。さて、白兵戦では装備の優劣ではなく人数が問題となる。人数が桁違いなら自衛隊も手がだせなくなるのである。実際、日本は徴兵制度がないので、民間人が戦闘に加わることは逆に足手まといになってしまうだろう。ゲリラ攻撃も難しいだろう。数十万という民兵を入れてきたら、、、米軍に日本人と中国人の区別がつくだろうか。いや、自衛隊にも区別がつくかどうか、分からない。

 この状態で、停戦となれば、間違いなく離島は中国に取られてしまうだろう。国連軍は出てこない。中国が拒否権を行使するだろうから。さて、米軍が出てくるだろうか。民兵の混ざる東洋人の渦の中に陸軍や海兵隊を投入するとは思えない。

 なんなら難民だと言って数十万人を漂着させる手もある。漁船を大量に日本の領海に入れてしまうことも可能だ。日本はこの人達を捉えて帰国させるには大変な作業と人員が必要だろう。その時点で尖閣諸島に上陸されたら、どうするのだろう。軍事だけで無く、民間人のテロとは言えない工作を仕掛けられてきたら、、、、

 軍隊の性能の優位さはあまり意味がないと思う。これだけ近い距離にある国同士では人数が脅威なのである。海上自衛隊の出る幕はないだろう。中国海軍は単に国内に威信を示すためにあるのであって、実力は陸軍だろう。

 それよりも中国共産党がいつまでもつのかということの方が重要なのではないだろうか。これが崩壊するときが中国の民主主義の夜明けだが、はて、東洋で民主主義を実践してうまくいっている国があるのだろうか。シンガポールか、あれは国ではなくて地方都市にすぎない。人数が少なすぎるし、人々が偏っている。

んー、難しいな。

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