Powered By Blogger

2014年1月16日木曜日

もんじゅ ナトリウム

 もんじゅの冷却剤にナトリウムが使われているが、これを液状化しておくために運転していない時はヒーターで200℃に保つ必要があるらしい。

 停電してヒーターが止まったらどうにかなるのかな。問題が起きないなら、今現在停止しているのだからヒーターも停止しておけば電気代がかからなくていいと思う。問題が起きるのなら、そもそも、全電源喪失するとまずいという問題になり、自動的に冷却されるという話は嘘になる。それとも原子炉の余熱で200℃以下にならないという論理だったのだろうか。しかし、長い時間が経過すればそのうちに200℃から下がって98℃以下になれば固体化するはず。

 ナトリウムの温度を下げると、若干比重が大きくなるようだ。比重が大きくなるのなら、体積が小さくなるのかな。部分的に固まったり、部分的にとけていたりすると、機器に損傷をあたえるような気がする。それでヒーターを切れないということなのだろうか。既に本末転倒していると思う。

 なんだか、ナトリウムは駄目なんじゃないかな。常温(20℃)にできない物質を使っているというのは何だかおかしな話で、維持するのに電気が必要というのは停電でメルトダウンでなくても炉が壊れるのなら意味がないのではないか。

 やっぱり原発には説明されていない嘘がいっぱいあるような気がしてきた。ちゃんと説明して欲しいですね。近頃はまた100%安全説になっているようだから。安全基準をクリアすると何故か日本では100%安全ということになるらしい。何故だろうか。対策前と何も変わらないと思うが。想定以上の自然災害が襲えば安全ではなくなるというのが福島第一の事故だったはず。人間が何を想定しても自然の力がそれを超える場合もあるということを知ったはず。それなのに、変な言い訳ばかりをならべて、新基準なら安全だとか言い始めて、福島第一が壊れた理由も調査されていない状態で、とにかく原発を運転したいということらしい。しかも新潟なんて地元がOKを出しているようだし、この国はいったいどうなっているのか。消せない火を付けてはいけない。

 原子爆弾の話になるのなら、既に使用済み核燃料は山ほどあるから、プルトニウムも取り出せるはずで、これ以上増やさなくても大丈夫だと思うけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿