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2014年1月2日木曜日

アベノミクス年頭所感の所感

相互依存を深める世界において、内向きな発想では、もはや日本の平和を守ることはできません。日本が、これまで以上に、世界の平和と安定に積極的な役割を果たす。この「積極的平和主義」こそが、我が国が背負うべき「21世紀の看板」であると、私は確信いたします。国民の生命と財産、日本の領土・領海・領空は、断固として守り抜く。そのための基盤を整えてまいります。

安倍総理、年頭所感 抜粋

『国民の生命と財産、日本の領土・領海・領空は、断固として守り抜く。』 この考えはそれなりに正しいように見えるが、これが平和を維持することなのだろうか。平和とは自国の生命と財産を守るとなれば、、、、、輸出をしてくれない国を攻撃してもいいということにならないだろうか。それで、自国の平和は守れても世界の平和が守れるのであろうか。自国の平和が他国の平和となるのだろうか。

 世界が相互依存を深める仲で、新しい発想や提案はないのだろうか。自国を守り抜くということが戦争に繋がり、戦争で相手を殺して、自国が平和になるということではないだろうか。共存共栄の考えは生まれないのだろうか。

 共産主義が良いとは言わないが、先進国が不景気になるのは後進国が減ってきたからだろう。これからも後進国が減り続けて、それから搾取する先進国は不景気が続くだろう。この状態を続けながら、自国の利益を守り続けて行くことが世界平和を実現できるのだろうか。

 そんなに単純じゃないよね。

日本が国土を守ろうとしたら、輸入しないで何日間の国力維持ができるかどうかでしょう。中国と戦争すると国連軍は来ないのだから。ロシアも同じだったけどね。日本の防衛というのが何のためにあるのかよく分からないよね。
 大地震が来る来るっていう地震学者はお金が欲しいから、予算が欲しいから言い続けているんだったね。自衛隊もロシアが来るとか中国や韓国が来るって言わないと予算が貰えないから騒いでいると考えられるような。
 日本は全体でそのような仕組みになっていると思う。本当のことを言いましょう。自分に都合の良いアナウンスを取り上げて、自分だけが儲かる(自国の生命と財産を断固として守り抜くと論理が同じなのが気になる)という方法ではうまく乗りきれない時代になっているのではないだろうか。

 既に需要は固定化されこれ以上増えることは無いだろう。固定化されたパイを分け合うだけなのではないだろうか。このような状態になっていることを国内企業は認識していないだろうし、公務員も認識していないようだ。

 今年、必要なのは意識改革だろう。自分の考え方を別の方向から見直すことが必要になりそうだ。別の角度から考えて、何処に需要があるのか、理由はないのか、どこに不都合な点があるのか。

 ちょっと考え直そう。

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